2014/11/11

2nd PC を組んだ話

昔はゲーム用PC と 2nd PC(24h稼働)と分けていたのだが、今はノートPC+(私的に)ハイスペックPC という構成である。昔は 2nd PC で何でもできていたのだが、現在は ノートPC だけだと非力なため、ゲーム用 PC も点けっぱなしという状態である。こ、これは電気代が! いや、どれだけ電気食ってるか、全く調べる気もないのだが、なんとなく省電力も見据えつつ、新 24時間稼働PC を、ということでひとつ。

面倒なので BTO に逃げようと思っていたのだが、パーツを構成していくとあっという間に 10数万になってしまって購入意欲ダウン。ゲーミングノートPC に逃げると思ったが結構な値段で性能は微妙、とか、いろいろ思いを廻らせていた。しかし、ここで円安である。なかなかの円安なのである。組もっかなーどうしようかなー、と、パーツ一式を Amazon のカートに入れていたのだが、ここからまたじわじわとパーツが値上がりするのか!・・・ということで、どうせ上がるならいつ作っても今作っても同じだろう、と思い切って 2nd PC を組むこととする。ぽちり。

ということで、省電力だが、ある程度の 3D ものも動かせるような構成を・・・で、選んだパーツ類が下記である。

CPU Core i3-4360 3.70GHz 15,122
M/B ASUS H81I-PLUS 7,815
RAM Transcend PC3-12800 8GB KIT(4GB×2) 9,474
VGA ZOTAC ZTGTX750TI-2GD5R01 15,070
HDD TOSHIBA DT01ACA200 (3.5inch/2TB) 9,635
電源 玄人志向 80 PLUS Platinum 500W KRPW-N500W/92+ 7,480
Case LIANLI PC-Q33B 12,027
合計
76,623
省電力と 3D 能力がバランスがいいのは GeForce GTX750Ti だよねー。補助電力がいらない GeForce では現在最強ということで。
CPU は Core i3 に。下手に i5 の省電力版使うよりも省電力で安い。くっそ重いアプリはそんなに動かさないだろうから 2コア 4スレッドで十分だろうと。CPU ファンは、こだわりが全くないためリテールで。
M/B は鉄板の ASUS。ハイエンドは全くいらないので、必要最低限レベルのもので H81I-PLUS。Amazonの評判を見るに、初期不良がたまにあるようで少々心配しつつも、昔から ASUS 一辺倒なので今回も信念を貫く。高いほうがいろいろコンデンサとかの信頼性が高いんじゃ? という話もあるが、深く考えないことにする。実際に手にして思ったのは、すごい廉価版で電源スイッチやアクセスLED を簡単に接続できるアダプタ Q-Connector がついていなかった。いや、久々に M/B 買うので、現在はどの製品もついていないのかもしれないが・・・(どうなのかね?)。ついでにバックパネルがすごいペラペラで心もとないなー、という感じで。まぁ、本当に必要最低限であった。
電源は、80 PLUS Platinum で安いのがこれだったと。電源コードがモジュラー式のほうがいいのだが、奥行きが短いのでこれでもいいか、という判断である。
SSD? あぁ、そういうものもあるね! 積むなら最低 512GB は欲しいが、予算的に 8万を切りたかったということで、今回はスルーしている。おそらく、増設してもさらに 3.5インチの HDD になるだろう。みたいな。

仮組み中。とりあえず、UEFI BIOS が立ち上がればよしとする
ケースとして選んだのは PC-Q33B である。背面ケースファンも標準でついているので増設の必要がない。これがまた大型ファンなのでとてもいいものだ。電源を固定するパネルのネジ穴が電源ユニットとちょっとずれていたのが難か。これはケースが悪いのか電源が悪いのかは謎である。とりあえずは固定できたので、深く考えないことにする。
M/B のとりつけは、正面ががぱっと開くので、以後のメンテナンスもし易い。しかし、その構造から十分な作業スペースが必要である。部屋を掃除しておいてよかった! 見ての通り、M/B  を寝かせて設置するタイプのため、思ったより横幅があった。とはいえ、奥行きが短いので、底面が正方形に近い立方体である。ちょっとおしゃれ。
ただ、塗装されたアルミケースは、とても傷がつきやすく思えたので、次回アルミケースを買う時はシルバーにしようと思った次第。

全面がガパっと開くのでメンテナンスはしやすい
初 mini-ITX ということで、少々ぎちぎちな感じがあったが、あっさり組みあがった。PC を組む時は毎回初期不良があるかドキドキしているのだが、今回もいらぬ心配であった。VGAカードは最後に回して先に OS を入れる。OS は Windows 8 を入れて 8.1 に Upgrade するのだが、Win8 のパッチが 100個越えなのは閉口しつつもしょうがないところである。しっかし、デスクトップ PC で Windows 8.1 を使うというのはちょっと新鮮であったり。何気に、OS の Install が一番時間がかかる。

ほぼ完成、ということでケーブルをまとめてみたり
で、一通り入れてから、GeForce を指してドライバ入れて・・・HDMI がねぇっ! いや、あるんだけど、mini HDMI で、通常の HDMI コネクタだと刺さらないという。くそぅ、盲点だった! どうやら、GeForce GTX750Ti のリファレンスデザインは、DVI x2、miniH DMI x1 のようである。しかし、ノートPC を LCD に接続しようとしたときに買った、HDMI-DVI ケーブルがあったのを思い出し、事なきを得る。すばらしい。さらに、音声信号はあきらめていたのに、ディスプレイ側から出力された。すばらしい。

ファンの音も全くうるさくなく、なかなか良さげな感じである。

ということで、ひと段落したので 3DMark を動かしてみた。もちろん、無料版である。
http://www.3dmark.com/3dm/4645047
Fire Strike  3923
Sky Diver  11538
Cloud Gate  12193
Ice Storm  119777
さすがに Fire Strike はくそ重かった。その他はスイスイという感じである。それでもファンの音は全く気にならないレベルというか、本当に負荷はかかっているのか? というぐらいだった。エアコンやら外付けHDDのファンのほうが煩いためなのか、全く気にならない。もしかすると、単品だとうるさいのかもしれない。

ということで、24時間駆動PC とするために、徐々に環境を移行している。簡単な画像閲覧ソフトでも、ネットワーク越しに利用していたから重かったと思っていたのに、サクサク動く。そ、そんな。単にノートPC の力不足だったってことか?! まださらっとしか使っていないのに、とても快調である。
パーツ値上がり前にいい買い物したということでひとつ。

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