2013/08/12

Nexus 7 (2013) を買った話 ~ 日本ではいつ発売になるのですかね?

さて。Nexus 7 (2012) は、去年、日本での発売と同時に購入した。やはり、手ごろなタブレットというものはいいものである。なんと言っても、Google 純正であるからにして、これで動かないアプリはアプリ側が悪いってなもんである。

で、先日、Nexus 7 (2013) が発表になった。発表前は、「液晶のサイズが大きくなるのではないか」「ASUS 以外のメーカーになるのではないか」などとちらほら聞こえてきたが、画面サイズは 7インチ、製造メーカーも ASUS である。うむ、間違いない鉄板な選択である。
無線充電も Qi (ちー)互換品ということで、これはもう買うしかない。WG-3 GPS 用に Qi 充電器も買っており、もう、お迎えの準備は万端なのだ。

と、のんびり国内販売開始を待っていたのだが、同僚が! 同僚が! 海外通販で買った Nexus 7 (2013) を見せびらかしてきたのだ! ・・・すっげぇいいわ、これ。
横幅が狭く薄くなったため、片手でてしっかり持てるようになった。ホールド感は上々である。難を言えば、縦幅が伸びてしまったぐらいか。

ということで、すぐさま B&H で注文した。注文時は、32GB は品切れだったのだが、Nexus 7 (2012) でも 16GB で十分だったので、今回も 16GB とする。お値段 229USD + 送料 40ドルぐらい? である。現在は 32GB の在庫も復活している。どうでもいいことだが、B&H では Coolpix S10 用のレンズキャップが在庫されていた。国内だと全滅なのに! ということで、これも 2つ購入。これで、デジカメ 1個復活である。はい、どうでもいい話でした。
ちなみに火曜に注文して金曜に不在通知が届いた。週頭で思い立ったら、週末に遊べるという感じである。配達は UPS → 黒猫 という流れ。我がエリアの黒猫さんは、たまにやらかすが、おおむね問題ない。
(追記) 本体 $229、送料 $42.46、関税 600円。合計で2万8000円ぐらい。


■開封の儀

さて、これ以後、Nexus 7 (2012) は旧Nexus 7 、Nexus 7 (2013) は新Nexus 7とする。

ということで、土曜の朝に受け取り開封。箱は小さく軽くシンプル。本当に中身が入っているのか? と訝しんでしまうほど。
なんか、ASUS テープが一度開封されたあと、さらに張られていた。メーカー側でパッケージ後に問題があり開封したのかね。まぁ、メーカーシールが張られているので、気にしないことにしよう。

中はいたってシンプル。本体に、ちっさいマニュアルとか注意書きのメモ、ACアダプタに USB ケーブル。本体以外はいらないので封印する。


ロゴと画像のみのシンプルな箱 箱をあけたところ
とりあえず本体をとり出す。ロゴは横になった 全付属品。ACアダプタ口は日本と同じ仕様
そのまま使っていいかは不明





んでは、ボディを見てみる。新旧の大きな違いはサイズである。

新Nexus 7 は旧Nexus 7 と比べ、縦が 2.2mm 大きく、横が 5.7mm 狭く、2.85mm 薄く、さらに50g 軽くなった・・・というのはカタログスペックである。ちょっと横幅が狭まったのだが、手に持ったとき本当に、本当に手にしっくりくる。軽さも相まってとても持ちやすいのだ。しかし、縦の縁が広くなったため、縁込みの縦横比がなんかアンバランスで「もうちょっと狭くなんねぇかな」と思う。まぁ、ちょっとかっこ悪いかな、という感じがするぐらいである。


左 旧Nexus 7 : H198.5 x W120 x D10.45mm 340g
右 新Nexus 7 : H200.7 x W114.3 x D7.6mm 290g
なかなかの薄さ

新Nexus 7 をしばらく持った後に旧Nexus 7 を持つと、「あれ? こんなに重かったっけ?」と驚く。正直、2度と旧Nexus 7 を持ちたくないぐらいに重く感じる。この手のフィット感だけで買い替える価値はあるのではないか。
まぁ、旧Nexus 7を所有している人は、持って驚けということである。

持ったところ。全く無理なく片手で持てる

また、今回は無線充電に対応した。まためんどうな規格が乱立するのかと思ったら、Qi (ちー) 互換だという。ここに WG-3 GPS 用に買ったけど、いつもは物置になっている充電器があるよ! ということで乗せてみる。はい、普通に充電されました。すばらしい。置くだけ充電 Love。多少の電力のロスは気にせず、利便性を追求したい。でも、新Nexus 7 でも充電中を示す LED はついてないのね。表に 1 つ白LED  がついているけど、光るタイミングがよくわからない。少なくとも充電中は光ってなかった気がする。なんか、通知があるときに点滅するようではある。

充電器側右上の LED が光っているので充電中
 
あたりまえだが、旧Nexus 7 のクレイドルは使えない。まぁ、サイズや厚さが違うのでしょうがない。充電用の端子もないし。とはいえ、自立するスタンドはとても便利なので、新Nexus 7 にも同様のアクセサリが欲しいところである。これは劣化した点と言っていいかもしれない。まぁ、そのうち、オプションとしてよさげなスタンドとかクレイドルが出てくることを祈る。

そういえば、外部カメラが付いたんだった。あまり気にしてないが、あとでサンプル画像でも撮ってみるかね。


■速度に不満はなかったが、さらにサクサクに

ということで、電源を入れてみる。UI 言語は English (United States)  が選択されているが、もちろん日本語も用意されている。ぐりんぐりん下にスクロールしていけば出てくる。今回は Google プレイでの購入ではなかったため、手動で Google アカウントを入力。すぐさま Update が始まるのは世の常である。
 
輸入しても日本語UIが用意されているので安心

初回起動時は、ほぼ旧Nexus 7 と同じ画面、トランスフォーマーと Google Bookであった。懐かしいな! という感情はそこそこに速攻で画面上から消去する。ちなみに、スクリーンショットの撮り方は、旧Nexus 7 と同様に ボリューム下+電源ボタン押しっぱなしである。1秒ぐらい押しても撮影できなければ、同時押しのタイミングがずれてる状態なので押しなおそう。

初回起動時のホーム画面
で、何か設定するかな~ と思っていたら、おもむろにアプリを Install し始めた。何事?! と思ったのだが、旧Nexus 7 で端末情報を意識せずクラウドバックアップしていたために、「あ~、これ Nexus 7 だね」と勝手に判断し、復元し始めたのだ。焦った。これは焦った。もっと内部で端末情報を分けていてほしい。 日本未発売だからかもしれないとか思ったが、そういうわけでもなさそうである。まぁ、乗換なので問題と言えるほどではないのだけど。
もちろん、初回起動時のみであり、これから Install するソフトウェアは、新旧で同期しないので気にしなくてもいい・・・のだろうか。まぁ、いいか。

でもまぁ、PC からアプリを Install するときはどうなのだろうか。ということで、Google プレイをいじってみる。 すると、手持ちの Android リストに Nexus 7 が 2 つ表示された。これは新旧の区別がつかない。どっちがどっちなの?! 後ろにモデル年号入れておけよ! とは思うが、1回試せばわかるだろうし、旧Nexus 7 は使わないので気にしないこととする。

PC で Google Play。おおう、これは区別できねぇ(汁

 「お前はいったい、何台 Android 端末を持っているのか!」との突っ込みは無しである。ちなみにスマホを含めて 5台である。IS03 は、ISW13HT 修理時の代替機であるので、今は手元にない。

と、初期設定もひと段落し、ようやくアプリをいじってみる。Tegra 3 じゃなくなったので、その分遅くなったんじゃね? とか勝手に思っていたがこれまた・・・先に商用サイトなどでベンチマークで「旧版より速いよ!」というのは半信半疑だったものの、確実に早くなっている。もう、Nvidia 至上主義者をやめる必要があるな。GeForce が最高! と白目を剥くのはデスクトップ PC のみにすべき。
ちょっといぢってみたところ、全体的に反応が良くなっている。特に Chrome を使用して画面を指でドラッグしたとき、スクロールの追従が格段に良くなった。旧Nexus 7 から半テンポぐらい速い感じである。旧Nexus 7 も反応は悪くはなかったが、並べて操作してみたらその違いがよくわかる。不満はなかったのだが、これはもうだめだ。いいものを触ってしまったら古いものには戻れない。

そういえば、いつもいぢってはニヤニヤしているナビ(Google純正ナビゲーションソフト)が新Nexus 7 からは無くなっていた。あれ、標準で入ってないのか? と Google プレイなども探してみたが無い。念のため旧Nexus 7 を見てみたのだが、そこからも消えていた。どういうことなのか。Android 4.3 になったからか? がっかりだ! まぁ、いつも、カーナビ付きレンタカーなので、実際に使うことはないのだけれど・・・とか勝手に一人で気落ちしつつ調べてみるに、単に Google マップ に統合されただけだった。そ、そうなのね。Android の Ver. には関係なく、Google マップ が更新されればナビも消滅するのね。

って、あとはアプリ次第なので、これ以上語ることがない。はっはっはっ。


■nasne 連携が死亡 ~ Nexus ではなく Android 4.3 の話

と、良い事づくめと見せかけて、実は恐ろしいほどの欠点がある。nasne の録画データを再生せんと Twonky Beam をいじっていたのだが、動画を Beam (配信)でもダウンロードでも再生できない。画面真っ黒なまんまである。なんということだ、nasne と連携できない!
つまり、Android 4.3 は DTCP-IP が使えないっぽいのだ。
さらに、旧Nexus 7 にも Android 4.3 が配信された

・・・つまり、新旧問わずNexus 7 で nasne が使えなくなったのだ!

これは、DTCP-IP の DLL とか API とかそんなやつのバージョンチェックに引っかかってるのではないかと思われる。なので、近々には修正されると思われる。Twonky Beam の Update 待ちである。
しかし、複数 Android 端末を持ってないとわからないという、とても恐ろしい仕様? 不具合? であった。
これは、8月9日の出来事である。これは、でろ~んと首を長くするしかない。
(2013. 8.25. 追記)  8.22 に公開された Twonky Beam 最新版で nasne が使えるようになりました。


■まとめ

あくまでも正常進化。多少値段は上がったが、手に持った瞬間に物欲が一気に上がる。持ち比べるとわかるが、もう、雲泥の差である。 この差がたったの 3000円? 払う払う、という感じである(本体差額。送料除く)。 (8.27 追記) 国内発表があったが、16GB版で 2万7800円。旧版と 8000円の差か。それでも払う価値はあると思いつつ・・・
先に述べたとおり、nasne が使えなくなったのはアレだが、旧Nexus 7 も同様の状態になってしまったので、これはアプリメーカーに頑張ってもらうしかない。ついでに、DTCP+IP に対応してくれないかなー、とか。

まぁ、旧Nexus 7 が気に入っている人は、必ず欲しくなるだろう。UI も日本語化されてるんだから、国内販売待つまでもなく、B&H しちゃいなよ! という感じである。便宜上、Amazon のリンクは張っておくけどな! 海外通販したほうが安いよ!

お前は新Nexus 7 を買って後悔したか? というと、端末自体には全く不満はないのだが、「なんでこんなに Android タブレット持ってんだろう、俺」とか頭を抱えているぐらいである。旧Nexus 7 は実家にあげようかなぁ・・・

Nexus 7 などの Android タブレットを使ってるのならば文句なしにいいものである。
いいから買え。



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