ということで、先日購入した MiniBook X、かなりのお気に入りである。一応、Surface Go(初代)用のペンを持っているのだが、どうせなら専用が欲しい! 単6電池なんていちいち買ってられるか! ということで、MPP(Microsoft Pen Protocol)対応の互換ペンを買ってみることにした。
ということで、Amazon を眺めてみる。純正品は 1万前後だが、互換ペンは 3,000円台のものが多い。
種類として、
・消しゴムボタンが後ろ/横
・充電式/単6電池
・ペン先が新型/旧型
という感じであった。消しゴム後ろで充電式でペン先新型! ということで引っかかったのが、Metapen M2(以降 Metapen)である。正式名称は、Metapen Surface Pen M2 である。
しっかりとしたパッケージ |
てか、純正の Surface Slim Pen 2、1万5,950円もするのな。馬鹿じゃないの。
付属品は、充電ケーブルに充電口用のカバーx2、替え芯x1 となっている。充電口カバーはゴム製で、取り外しがしやすいようになのかかなりはみ出る。まぁ、使わなくてもいいかぁ……といったもの。
替え芯は1本。 カバーはいらんから芯は2本欲しい |
ゴムカバーは飛び出るので不格好 |
完全な円ではないが 持っても気にならない |
ペン先はクリック感無しのプラスチック。引っ張るとちょっと浮いて、さらに引っ張るとペン先が抜ける。特に器具もなくペン先交換できるのでいい作りである。
サイドボタンはちょっと固め。明確に「押し込むぞ!」という意思が無ければ押すことができないぐらい。押し込むとカチカチ音が鳴る。ボタン位置はもっとペン先側に合ったほうが使いやすいのでは? と思ったが、純正ペンは人差し指で、Metapen は親指で押し込むイメージか。
消しゴムボタンは、純正品のように凹まない。若干押し込める感覚(1mmもない)はあるが、使用は気にならない。筒の部分がそのまま角ばっており、指を滑らすと若干の引っ掛かりがある。とはいえ、この程度の厚みではケガはしないだろう。どちらかというと、痒い所をこれで掻けば気持ちいいぐらいではないだろうか。とはいえ、何かの拍子にタッチパネル部に傷をつける可能性はありそう。
また、商品紹介やマニュアルに「消しロム機能」と誤字ってるのはご愛敬か。
充電口の横に状態LED があり、充電中はオレンジ、充電完了で白に点灯する。
状態LEDつき。USBケーブルは社外品 |
純正品と同じようにマグネット式になっており、Surface 本体にくっつく。
Surface Go でも十分な磁力で、見た目も悪くない。
ということで、全く問題なく Surface Go にも MiniBook X にも使用することができた。MiniBook X には自重を支えられないぐらいなのも同一である。
正直、安価で充電式で Surface 本体に引っ付くので、もうこれでいいのではないだろうか。たまに Surface Go シリーズが安くなっていることがあるので、キーボードは純正しかないのでしょうがないとしても、ペンは純正ではなくこれを買え、と言い切っていい感じである。
難があるとすれば、細さだろうか?純正の Surface Pen(Slimじゃないほう)と比べると、若干細目で短い。つまりは一般的な鉛筆やペンより細めなのだ。
純正より細くて長い |
細いと言うが、潰れた形状なのでこんな感じ |
なので、ちょっと細目のものでも OK! ということであれば、値段も安いし、Metapen でいいんでないでしょうかね。
ただ、同じ Metapen でも、消しゴムもサイドボタンになっているものや、iPad用、Chromebook用と別製品があるので、購入の際は間違えないように。
とはいえ、MPP のペン設定でサイドボタンを自由に変更できないので、Surface は絵を描くのに適してないよなー といったところである。
そういえば、購入後にペン先も別途販売された模様。3個入り 1500円。この値段なら、本体がセール中なら本体を買い換えたほうがいいかも?
ということで、純正品よりも Metapen をお勧めするポイントは、
充電式である
電池式の純正品は、電池と一緒に買ったら電池寿命が来る前に液漏れした
安っぽくない
アルミ製(?)でバッテリー確認LEDもある
安い
定期的にセールをしており、3300円ぐらい
である。会社で経費として買うなら純正品でいいと思うが、個人で買うなら断然こっち! という感じである。製品自体は単なるタブレット用のペンなので、そこまで複雑なものではないのに純正品はなんでそこまで高いの! という。
とはいえ、Surface ってそんなに個人に売れているかぁ? とか思いつつ、セール中の Surface を購入することがあれば、ペンはこちらを考えてはいかがだろうか。
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